2026/10/02
【お肉の豆知識】A5・A4ってどういう意味?知っているようで知らない「牛の等級制度」の真実
当店の「黒毛和牛カルビ」や「黒毛和牛サーロイン」を選ぶ際、「A5等級」「A4等級」という言葉をよく目にしませんか?なんとなく「数字が大きいほうが美味しそう」と思われがちですが、実はその仕組みには意外な真実が隠されています。
今回は、お肉選びがもっと楽しくなる「牛の格付け制度」を分かりやすく解説します!
A・B・Cは「肉の味」に関係ない!?
「A5が一番美味しく、C1は美味しくない」と思われがちですが、実はアルファベットの「A・B・C」はお肉の美味しさとは直接関係ありません。
これは「歩留(ぶどまり)等級」と呼ばれ、一頭の牛からどれだけ多くの商品(お肉)が取れるかという「体型」を評価したものです。
- A等級: 標準より多くのお肉が取れる(主に黒毛和牛などの和牛)
- B等級: 標準的な量のお肉が取れる(主に国産牛や交雑牛)
- C等級: 標準より取れる量が少ない
つまり「A」は、生産・流通において「たくさんお肉が取れる優秀な牛」という意味であり、味の優劣ではないのです。
本当の肉質を見るのは「数字(1~5)」
お肉そのもののクオリティを表しているのが、1から5の数字で示される「肉質等級」です。日本食肉格付け協会によって、以下の4項目で厳しく審査されます。
- 脂肪交雑(サシ・霜降りの度合い)
- 肉の光沢(色合いとツヤ)
- 肉の締まり及び肉質(キメの細かさ)
- 脂肪の色沢と質(脂の白さや質)
この4項目それぞれを5段階で評価し、「最も低い評価の数字」がその牛の等級になります。つまり、すべての項目で高い水準をクリアした牛だけが「A4」や「A5」というエリート品質を名乗ることができます。
最高峰「A5」にもさらに段階がある?
「A5が最高ランク」ですが、実はA5ランクの中でもさらに細かく12段階に分かれています。
特に重要なのが、サシの入り具合を表すBMS(ビーフ・マーブリング・スタンダード)という基準(No.1〜No.12)です。
- 5等級 (A5): No.8 ~ No.12 (サシが緻密に入った最高峰)
- 4等級 (A4): No.5 ~ No.7 (赤身と脂身のバランスが絶妙)
A5の「No.12」は芸術的な霜降りですが、あえてサシが強すぎない「A4等級」のほうが、肉本来の旨味をしっかり感じられて好きという食通の方も多く、格付けの高さが必ずしも「個人の好みの美味しさ」とは限りません。
焼肉トラジのこだわり:黒毛和牛は「A4等級以上」のみを使用
焼肉トラジのオンラインストアで販売している「黒毛和牛カルビ」や「黒毛和牛サーロイン」などは、すべてA4等級以上の厳選された黒毛和牛のみを使用しています。
A5等級はとろける食感が魅力ですが、脂が強すぎて「たくさんは食べられない」と感じることもあります。焼肉トラジが選ぶA4・A5等級は、黒毛和牛ならではの芳醇な香り・赤身の美味しさと、甘みのある良質な脂が最もベストなバランスで調和しているクオリティです。
確かな格付けに裏打ちされた安心の品質と、焼肉トラジの目利きが選び抜いたお肉の美味しさを、ぜひご自宅で心ゆくまでご堪能ください。




